ポリウレタン混デニム生地の特徴って?

綿100%で作られているイメージのデニム生地。そのイメージどおり、デニム生地の多くは綿100%のものなのですが、中にはポリウレタンが数パーセント混ざったデニム生地があるって知っていますか?

綿100%とポリウレタン混紡のデニム生地、それぞれの生地にはきちんとした特徴があります。今回は、ポリウレタン混紡デニム生地の特徴やメリット/デメリットについてご紹介。

 

ポリウレタン混紡で作られているデニムの特徴

綿100%のデニム生地で作られた新品のジーンズを一度でも穿いたことがある人ならわかると思うのですが、最初はゴワゴワしてて動きにくかったりして、あまり穿き心地は良くないですよね。
ゴワゴワで動きにくい理由は、その生地の硬さ。綿は伸縮性に乏しいので、長く穿き続けないとなかなか柔らかくなりません。

一方のポリウレタン混紡生地で作られたジーンズはというと、新品でも柔らかく動きもスムーズ。これは横糸に伸縮性のあるポリウレタンを数%程度使うことで伸縮性を持たせているから。その伸縮性を活かしてストレッチを効かせたジーンズによく使用されています。

 

ポリウレタン混紡生地のメリット

伸縮性が高くて軽い
ポリウレタンの最大の特徴は、伸縮性が高くて軽いこと。細身のデニムが流行っている昨今、軽くて身体に馴染みやすいポリウレタン混紡デニムは、特に女性に人気があります。

スタイルが良く見える
伸縮性が高いポリウレタン混紡のデニムは、スキニーデニムやテーパードデニムといった体にぴったりとした製品を作るができるため、足が細長くスラッと見え、体型を補正してくれます。

 

ポリウレタン混紡生地のデメリット

熱に弱い
ポリウレタンは60〜80℃以上の熱が加わると、劣化しやすくなります。そのため、アイロンや乾燥機にかけることは避けてくださいね。

加水分解が起こる
ポリウレタンは熱だけでなく、水分にも弱いのが特徴。ポリウレタンは水分に反応すると、徐々に分解しはじめる(加水分解)ので、頻繁に洗濯したり、クリーニングに出したりするのは避けたほうがベター。

他にもポリウレタンは、塩分、紫外線、微生物にも弱いと言われているので、特に夏場は穿く場所や保管場所に気をつけたいところ。

 

近年流行している細身デニムには欠かせないポリウレタン素材ですが、その反面、劣化しやすいのが難点です。綿100%のデニムとポリウレタン混紡のデニム。それぞれの特徴をしっかりと理解して、うまく穿き分けて楽しみたいですね。