海外セレブが愛用!世界のプレミアムジーンズ

いまから遡ること十数年ほど前の2000年代前半、アメリカを中心に巻き起こったプレミアムジーンズブーム。それまでカジュアルで安価なアイテムとして認知されてきたジーンズが、その品質を高め「プレミアムジーンズ」として売り出されると、海外セレブが火付け役となり人気を博しました。
今回はプレミアムジーンズの有名ブランド5つをご紹介。

 

7 For All Mankind(セブンフォーオールマンカインド)

創設者は、Michael Glasser(マイケル・グラッサー氏)、Peter Koral(ピーター・コーラル氏)、Jerome Dahan(ジェローム・ダーハン氏)の3名。
2000年秋にLAを拠点としスタートした「7 For All Mankind」。まさにプレミアムデニムブームの先駆けとなったブランドです。
WOMEN’Sのデニムブランドとして開始したものの、商品のフィット感や生地、仕上げの良さなど、スタート直後から大きく支持されることとなり、2年後にはメンズコレクション、その後レディスコレクション、子供向けデニムコレクションといったフルラインを展開。ブランド設立から数年で世界80カ国以上に展開し、老若男女問わずに愛されるブランドとなりました。

 

ROCK&REPUBLIC(ロック&リパブリック)

2名のデザイナー、Michael Ball(マイケル・ボール氏)とAndrea Bernholtz(アンドレア・バーンホルツ氏)によって、2002年秋にLAで創設されました。ROCK&REPUBLICは、ロックンロールにインスパイアされた、セクシーで都会的なデザインやシルエットが特徴。2004年には、Victoria Beckhamとのコラボライン・VB Rocksを発表し世界中で売り切れるほどの人気を集め、キャメロン・ディアス、ジェシカ・パーカー、パリス・ヒルトンなど多くのセレブたちに愛用されたことによって、さらに人気に火が着きました。ただ、2010年に破産申請を提出。2011年にはデパートを運営するコールズ社がブランドを引き受けています。

 

TRUE RELIGION(トゥルーレリジョン)

2002年にJeffery Lubell(ジェフリー・ルーベル氏)とKym Lubell(キム・ルーベル氏)夫婦がLAを拠点に設立したラグジュアリーをコンセプトにジーンズを生産する、プレミアムジーンズブランド。
TRUE RELIGIONの最大の特徴は、ほかのプレミアムジーンズブランドが既存のデニム生地を使いジーンズを作っているのに対し、独自のデニム生地からジーンズを生産していること。「デニム生地がジーンズのすべてである。素晴らしいデニム生地を作る職人たちがいることで最高のジーンズが生まれる」とジェフリー氏が語るように、そのこだわりが人気の秘訣といえるかもしれませんね。

 

Earnest Sewn(アーネストソーン)

Paper Denim&Clothの創設者であるScott Morrison(スコット・モリソン氏)が新しく立ち上げデニムブランドが、Earnest Sewn。2004年に設立されました。アメリカ生まれのジーンズに日本の「わび・さび」といった美意識を融合させることで、ほかのプレミアムジーンズとは一線を画す個性を確立。「わび・さび」の美意識には完全なものは不完全なものの中にあるという考えがあり、スコット氏はそれをジーンズの中で体現しようとしたとか。
日本、アメリカ、イタリア製の最高級のデニム生地を、手作業で加工することで世界にひとつだけのジーンズを生み出しています。

 

CITIZENS of HUMANITY(シチズンズ・オブ・ヒューマニティ)

元7 For All MankindのMichael Glasser(マイケル・グラッサー氏)とJerome Dahan(ジェローム・ダーハン氏)が「パーフェクトで万能なフィット」というコンセプトのもと、2003年に設立したブランド。デザインと生産はすべてLAの自社工場で行っています。
デニムにはカジュアルなイメージがありますが、このブランドのデニムは「プレミアム」の名前にふさわしい、なんとも言えない優雅な雰囲気があるのが特徴です。

 

プレミアムジーンズブームはジーンズ界の革命

炭鉱夫たちの作業着としてポピュラーになったジーンズですが、ファッション性と品質を高め「プレミアムジーンズ」として売り出されることで新たな魅力が生まれました。現在は経済的な影響もあり、プレミアムジーンズの人気は下火となりましたが、ジーンズの長い歴史の中でプレミアムジーンズが湧いた時代があったことは貴重といえるのではないでしょうか。