ネップ入りデニムとは?ネップについての基礎知識

デニム製品にはさまざまな種類がありますが、詳しくなってくると気になりはじめる言葉に「ネップ入りデニム」というものがあります。そもそも、この「ネップ」は何を指す、どのような意味の言葉なのでしょうか。この記事では「ネップ」の意味からネップ入りデニムの上手な使い方まで、ひととおりの知識をまとめています。

「ネップ」の意味とは?

ネップとは、糸が節となった状態のことを指します。デニムなどの生地は通常、糸と糸がからみ合うことによってできています。ここで繊維と繊維がこすれ合うことにより集まってしまい、節のようになってしまうことがあります。これをネップといい、本来の意味合いでは加工の過程に悪い影響をもたらすものとして、取り除くべきものとされています。ネップとはもともと、このような「エラー」を指すネガティブな言葉でした。

 

意図的にネップを作る場合も!

しかし、ネップがむしろ味を出すためのおしゃれな要素としてポジティブに捉えられることもあります。よられる過程の中で意図的にネップを作り出した糸もあり、これは「ネップヤーン」と呼ばれます。

ネップは、洋服の素材にさまざまなニュアンスを加えてくれます。チェックのシャツなどには可愛らしい印象を与えてくれることもありますし、一方でデニムなどの素材に対してこなれたヴィンテージ感を加えてくれることもあります。

 

ネップ入りデニムとは?

ネップが意図的に使用されたデニムも、世の中には多くあります。デニムの場合、ネップは「白いブツブツ」のような形で表れます。色落ちやダメージをおしゃれな要素として取り入れられるデニムとネップの相性はばっちりで、ネップによりヴィンテージ感がよく出ているものを「ネップ感が出ている」と表現することもあります。

 

ネップ入りデニムをおしゃれに穿きこなすために

ネップ入りデニムをファッションに取り入れるときには、ネップの与える印象についてよく知っておかなければいけません。ネップはもともと「糸が節になった状態」にすぎませんから、それ自体が特定のニュアンスを持つものではありません。素材や色などによって、もともとの印象を強調したり印象的にしてくれるものと考えるのが良いでしょう。

たとえば、ネップ入りデニムで、特にブラックジーンズにネップが多く目立つような場合、ヴィンテージ感に強いワイルドさを加える効果があることが多く見られます。一方で、柔らかい素材であったり、ネップがカラフルであったりする場合、むしろかわいらしさを強調する効果が出ることがあります。

 

ネップは、色落ちやダメージなどとはまた異なる印象をデニムに与えてくれます。ネップの特徴を意識して、よりおしゃれにデニムを使ってみてくださいね!