ジーンズ界のパイオニア!Lee(リー)誕生の物語

ファッション界のパイオニア

Lee

この世にジーンズを生み出したのがリーバイスなら、ジャケットとパンツをひとつに縫い合わせた「ユニオン・オール」を発表したのはリー。そんなリーはジーンズ界のみならずファッション界のパイオニアと言えるのではないでしょうか。

 

リーの創始者ヘンリー・デヴィッド・リーが誕生したのは、1849年。カリフォルニアで金鉱が発見された翌年のことです。
リーはもともと勤勉な性格で、ホテル従業員をしながら蓄えた資産を元手に若くして独立。オハイオ州からカンザス州に移り住み、生活雑貨と食料品を扱う卸商を設立しました。しかし、ニューヨークをはじめとするアメリカ東部から商品を仕入れて販売するスタイルの事業は仕入れ状況が不安定であったこともあり、あるときワークウェアの生産に着手。1911年には自社の縫製工場を立ち上げ、本格的な生産が始まりました。

当時は、大衆に向けた自動車の需要と生産が右肩あがりにぐんぐん伸びていた時代、ちょうどフォード社が大量生産方式を採用して「フォードモデルT」を完成させた頃でした。そんな時代を背景にリーが考案したのは、まさに運転手がタイヤ交換時に服を汚さないために着込むワークウェア。ズボンとジャケットをひとつに縫い合わせた、その名も「リー・ユニオン・オール」(ユニオン=結合の意味)。後にユニオンが第一次世界大戦で陸軍の補給部隊のユニフォームに採用されたことにも後押しされ、同社の事業は躍進することになりました。

 

「リー・カウボーイ」の誕生

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リーの成功の秘訣はユニオンだけにとどまりません。1924年には、カウボーイのためのワークウェアとしてのジーンズ「リー・カウボーイ」(後に「リー・ライダース」に名称が変わる)を発売開始。馬上で鞍にまたがった激しい動きでも耐えうるように、13オンスのデニムを使用し、オリジナルの型紙裁断方法を採用。鞍をキズつけないよう金属製のリベットを廃止し、長靴が履きやすいようにブーツカットも考案しました。

パイオニアの仕事はまだまだ続きます。
1926年には、世界ではじめてフロントボタンのかわりにジッパーを採用した「ジッパー・フライデニム」を誕生させ、1946年には、業界ではじめて『LIFE』誌に広告を打つなどをしてカウボーイ・ファッションのリーディングカンパニーとして名実ともに地位を確立させると、1950年代には映画『理由なき反抗』や『ジャイアンツ』で、伝説の俳優ジェームス・ディーンが「リー・ライダース101」を着用したことから若者の間で大ブームを巻き起こしました。何でも、ジェームス・ディーンは衣装として用意していたジーンズよりも私物である「101」を好んで履くほど、リーの愛好家だったとか。

ジーンズの新常識をどんどん切り開き、ワークウェアをみんなが愛するファッションアイテムへと昇華させ、リーバイス、ラングラーと並んで世界三大ジーンズブランドに君臨したリー。古き良き伝統を守りながら、より良いジーンズを求めて革新は今日も続いています。

 

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