デニムの困りごと「膝抜け」って?防ぎ方や直し方は?

デニムのファッションを楽しむ方にとっての悩みごとは多くありますが、中でも多く聞かれるもののひとつが「膝抜け」。他の種類のパンツでも起こることですが、穿き続けているうちに膝の部分がポコっと前に出てしまう現象のことを指します。「膝伸び」などと呼ばれることもありますね。今回の記事では、この困った「膝抜け」の原因や対処法などについてまとめています。

膝抜けの起こりやすいパンツは?

膝抜けは、パンツの膝の部分の生地が伸びてしまうことによって起こるものです。そのため、その起こりやすさはパンツに使用されている素材によって異なります。最も膝抜けが起こりやすいと思われるのは、体にフィットしやすく作られている、スキニーパンツなどをはじめとする細身のシルエットのパンツです。

 

膝抜けが起こってしまう原因は?

デニムパンツを履いた状態で椅子に座ってみたり、屈伸運動をしてみたりしましょう。その際に膝部分の生地を触ってみると、思った以上に素材が伸びて突っ張っていることがわかるでしょう。近年のパンツの多くは穿き心地が追求されており、普通に穿いているだけでは気づきにくいものですが、実際には膝部分にかなりの負荷がかかっているのです。

オフィスなどでの仕事中に座っているだけでも膝の部分には負荷がかかりますし、立ったりしゃがんだりといった運動の機会が多い場合も同様に負荷がかかります。これは、膝抜けを起こす大きな原因になります。

 

膝抜けを防ぐための注意点

膝抜けを防ぐためには、まず上記の原因を軽くすることを考えましょう。仕事などでずっと座り続けている場合、それをやめるのは現実的ではありません。でも、座る際に少し膝部分に余裕を持たせて、かかり続ける負荷を緩めることができるでしょう。

また、何日も続けて穿き続けてしまうと、連続して負荷がかかり続けることで、膝抜けが起こりやすくなってしまいます。靴と同様に、パンツも休めることが重要です。

加えて、こまめに洗濯をすることも大切です。デニムをメンテナンスするためにはなるべく清潔に保っておくことが大切ですが、洗濯の際の収縮作用は、膝抜けを防ぐためにも効果があります。

さらに、デニムの保管方法にも注意しましょう。パンツハンガーを使って逆さに吊るす形で保管すると、膝抜けの防止に大きな効果があります。

 

どんなに注意していても、デニムパンツを穿き続けているうちにある程度の膝抜けは起こってしまうものです。この場合は、アイロンを使って元に戻してみましょう。

ポイントは、デニムを裏返してからアイロンをかけることです。霧吹きなどを使って膝部分を湿らせ、その上からアイロンを押し当てます。シャツなどにアイロンをかける場合はアイロンを動かしてシワを取っていきますが、この場合は生地を収縮させることが目的なので、なるべく動かさずにしっかり押し当てるようにしましょう。

 

デニムを穿き続けているとどうしても起こってしまう「膝抜け」。お気に入りのデニムをずっとカッコいいシルエットで穿き続けるために、ぜひこの記事を参考に防止・修復をしてみてくださいね!