毛羽立ちの防止・処理方法を知って、ジーンズを守ろう!

衣類の表面にできる毛羽立ち。生地の表面が他の衣類やモノとの擦れ、その摩擦でできてしまうので、ある程度は仕方ないものの、やっぱり見た目の美しさは大きく左右されますよね。

ジーンズは、加工段階で毛羽は処理され、なめらかな表面になることがほとんど。でも、なかには毛羽立ちができやすい商品もあるのが現実。

今回は毛羽立ちが起きやすい生地や、毛羽立ち防止、処理方法など、お気に入りのジーンズを末長く愛用する方法をご紹介。

 

 

デニムの美しさを左右する毛羽と「毛焼き」

ジーンズも生地よっては、生地の表面に毛羽立ちがおこりやすいといった特徴があるものがあります。特に「キバタ」と呼ばれる整理加工(縮み、ねじれ防止や毛焼きなどの加工)がされていない生地は、そのような状態になりがち。
整理加工されていないデニム生地は不安定で、最初のうちは特に毛羽立ちが目立ち、織り目がぼやけて見えてしまうなどのデメリットもあります。

そんなデメリットを払拭するための加工が、整理加工のひとつである「毛焼き」。
これは、糸もしくは生地の表面に毛羽立っている繊維の毛羽を焼くことで、表面を平坦でなめらかに仕上げるといったもの。毛焼きをおこなうことで、織組織を美しく見せることができるんです。

毛焼きとしてポピュラーな方法は、ガス焼き、鉄板毛焼き、電熱毛焼き。
ガス焼きは、ガスの炎の中に糸や織物を高速で通して焼く方法で、現在では一般的。
鉄板毛焼きは、加熱した銅板の上で糸や織物を移動させて毛羽を焼く方法。
電熱焼きとは、ニクロム線に織物を接触させて焼く方法。
上記のような方法で毛焼きをおこなうと、しなやかで美しい生地が仕上がります。

 

毛羽立ちを防止するには……

キバタデニムは整理加工がされていないため、もともと毛羽立ちができやすいことは先述したとおりですが、もともとは毛羽が目立たなかったジーンズが毛羽立ってきた場合は、摩擦でダメージが与えられていると考えて良いでしょう状況。毛羽立ちのその先に、破れてしまったり、穴が空いてしまったり、ということが起こる可能性も。

毛羽立ち防止策としては、ジーンズを洗い過ぎないこと(適度に洗濯をする)、洗濯の際にはネットに入れるいうこと、同じジーンズを毎日穿かないこと。それにより、生地の傷みを最小限に抑えることができますよ。またどうしてもジーンズの毛羽立ちが目立つといった場合、市販の毛玉取り機などで表面の毛羽をやさしくカットしてあげるのも◎。

 

毛羽立ちを防いで大切なジーンズを長く愛用しよう

ジーンズはお手入れ次第で、色落ちの変化を楽しむことはもちろん、生地の持ちを自分なりに調整することもできます。せっかくお気に入りのジーンズを見つけたのなら、長く愛用したいもの。上記に挙げた、毛羽立ちの防止策や対処法を知ってジーンズをダメージから守ってくださいね。