思い描く理想の1本が見つかる?!国内ジーンズブランド

いまや頻繁に見かけるようになった国内産ジーンズ。リーバイス、リー、ラングラーなどの海外オリジナルジーンズの良いところをベースとしながら、日本ならではの技術や細部へのこだわりを盛り込み、日々進化をしています。

縦落ちやアタリをクッキリ出したい”、などといった色落ちの仕方で選んだり、日本人の体型に合わせたシルエットで選ぶなど、着用者それぞれの好みにあったジーンズを選べるのが、国内産ジーンズの大きな醍醐味の一つです。

今回は、国内ジーンズブランドが、具体的にどのようなこだわりをもっているのかを、その歴史とともにご紹介。

 

国内デニムのパイオニア「ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIO D’ARTISAN)」

1980年代前半、国内で初めに海外ジーンズブランドの復刻(レプリカ)ジーンズを世に送り出したのが、ステュディオ・ダ・ルチザンと言われています。
リーバイス501XXの1936年モデルをベースとして制作された「DO-1」というモデルは、当時ではまだ見られなかった「赤耳」や「フランス製のシンチバック(ウェストラインとバックポケットの間に施されたデニムのベルト)」があしらわれていたりと、その完成度の高さが話題となりました。
リーバイスではカウボーイの馬が左右に描かれているレザーパッチには、馬ではなく豚(ツーピッグスマーク)があしらうというユーモラスな一面もあり、この後の国内デニムブランドの自由な発想に大きな影響を与えました。

 

国内デニムの黎明期1990年代

多数の国内ジーンズブランドが国内市場に顔を揃えたのが1990年代前半。
「ドゥニーム(DENIME)」は、色落ちの良さにこだわり、リーバイスのヴィンテージジーンズを糸一本一本にまで分解し、どの太さの糸を使っているかまで研究し尽くしたと言われています。

「ジョンブル(JOHNBULL)」は、ワークウェアを生産する国内の老舗ブランド。ポリエステルを混ぜた縫製糸を使うなどのオリジナリティある素材を取り入れながら、国内デニムのメッカである岡山に自社工場を持ち、比較的低価格を実現しています。

「ジュガーケイン(SUGER CANE)」は、アタリやヒゲがクッキリ出る生地を開発しつつ、リーバイスだけではなく、リーやラングラーのレプリカモデルも幅広く手がけています。

 

そして海外でも一躍有名になった「エヴィス(EVISU)」

EVISU

1991年に山根英彦氏により創業され、バックポケットのステッチに糸ではなくペンキステッチを使ったことで、国内だけではなく、ロンドンなどの海外でも人気が爆発した「エヴィス(EVISU)」。日本のジーンズを世界的にも広めたパイオニア的なブランドです。
カモメをモチーフにしたペンキステッチは、街なかで穿いている人を見かければ、エヴィスジーンズであることが一目瞭然なほどのインパクト。今ではエヴィスマニアと呼ばれる根強いファンもいて、その初期のモデルにはリーバイスなどのオリジナルモデルのレプリカであるにもかかわらず、プレミア価格が付けられることも。
ペンキステッチは、1点づつすべてハンドメイドで行われているのも、細部へのこだわりが感じられますね。

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細部にこだわり、独自のオリジナリティがある国内産ジーンズ。海外ブランドのジーンズをたくさんお持ちの方は、次の1本に国内産ジーンズはいかがでしょう?