デニムパンツとチノパンツはどう違う?

デニムパンツ(ジーンズ)とチノパンツ(チノパン)って形はよく似てますよね。
似ているからこそ、何が違うの?色が違うの?形が違うの?それとも呼び名が違うだけ?って思っている人も少なからずいるのでは?

ジーンズとチノパンの違いは、ひと言で言うと「生地の違い」
ジーンズはデニム生地、チノパンはチノクロスでできています。

そのデニム生地とチノクロス、どちらも綾織りの生地なのですが、使っている糸の番手や染め方によって、できあがる生地が異なります。
今回は、デニム生地とチノクロスの特徴をご紹介。

 

糸の番手って?

簡単に言うと、糸の太さの目安を表す単位。
数字が大きいほど細い糸、小さいほど太い糸となります。ただ、それはあくまでも”簡単に言うと”。

正確には糸の太さではなく、一定の重さに対して長さがいくらあるかで測定。重さ1ポイントで長さ840ヤードの糸が1番手の糸とされていて、番手の数字が大きくなるほど細くなっていきます。
番手はあくまでも「重さ」で決まっているので、同じ素材、同じ重さの糸でも撚りが甘いと糸は太く、逆に撚りが強いと糸が細くなり、番手が異なることもあるんです。

 

デニム生地

デニム生地は、タテ糸にインディゴ染めした10番手以上の糸、ヨコ糸にはタテ糸より細い漂白していない糸(未晒糸)を使って綾織りで作られた生地。
太番手の糸を使うことで、ザラっとした質感のごわごわとした厚手の生地に仕上がり、また、タテ糸とヨコ糸とで異なった染めの糸を利用していることから、表と裏とで色が異なった生地になるんです。

 

チノクロス

チノクロスは基本的には単糸で織られた綾織物。タテ糸、ヨコ糸ともに同番手、同色の細番手の糸を使用することで、なめらかな手触りと上品な光沢が特徴の生地ができあがります。。

ただ、一般的には、ウエストポイントという生地も含めてチノクロスと呼ばれている場合が多いのも現状。
ウエストポイントは、チノクロスよりも細番手の糸を2本を撚り合わせた糸(双糸)を使って織られた綾織物で、単糸のチノクロスより高密度になることで、さらに光沢があるのが特徴です。