シャンブレーはデニム?意外と知られていないデニム関連の生地

シャンブレー生地や、ダンガリー生地など、アパレル店舗でよく見かける生地の名称ですが、デニム生地との違いはご存知ですか?厚みや色味など、なんとなく違いがわかるけれど、厳密には知らない方も多いのでは。
今回は、知っておくとコーディネートにも役立つ、デニム生地と混同されがちな「シャンブレー」「ダンガリー」「ヒッコリー」生地について、違いをご紹介。ポイントとなるのは「糸の種類」とその「織り方」なんです。

blue jeans texture at table

 

デニム生地

デニム生地に使われる糸の種類は、縦糸が藍染料で染めた色糸、横糸に白糸。
織り方は、綾織り(糸を斜めに交差させて編んでいく方法)です。
異なった色の糸を綾織りにすることで、おもて面と裏面で色が異なる生地となります。
綾織りは生地に厚みもでて、伸縮性もあるのでシワになりにくいのが特長です。

 

シャンブレー生地

シャンブレー生地に使われる糸の種類は、縦糸が白糸、横糸が色糸(縦糸と異なる色の糸)。
また、織り方は平織り(縦糸と横糸を交互に編んでいく方法)です。
平織りは、織り方の特性上、織り目にやや隙間があることで通気性に優れていて、柔らかい雰囲気の風合いになるのが特長。厚みのある生地ではないので、耐久性が求められるボトムスより、シャツなどトップスのアイテムに使われる傾向にあります。

 

ダンガリー生地

ダンガリー生地に使われる糸の種類は、デニム生地とは逆で、縦糸が白糸、横糸が藍染料で染めた色糸。
織り方はデニムと同じ綾織りのため、デニムを裏返したときのような色合いになります。
デニムに比べて細めの糸を使うことが多いので、春~夏のトップスなどによく使われています。

 

ヒッコリー生地

ヒッコリーはデニム生地と同じ糸の使い方や織り方ですが、その違いは柄。細い櫛のようなストライブが入った柄の生地のことをヒッコリー生地と呼びます。
もともと「作業着の汚れが目立たないように」とストライブ柄のデニムをH.D.Lee社が開発したのが始まりとされています。