デニム生地にこだわったジーンズの選び方

コーディネートによって、オンでもオフでも取り入れることができるジーンズ。
好みのシルエットや色、トレンドやブランドで選ぶことって多いですよね。

もちろんそれも正解。

でも、たまには違った選び方をしてみたい!なんて思ったら、「デニム生地にこだわる」という選び方もあるんです。
今回は、生地のこだわりポイント別選び方をご紹介。

 

綾目で選ぶ

デニム生地は綿糸で織られた綿織物。その織り方は、シワになりにくく堅牢さが魅力の「綾織」です。
その綾織には、生地表面の織り模様(綾目)が右上から左下に向かっている右綾、左上から右下に向かっている左綾があるのですが、右綾か左綾かによって、それぞれ特徴が異なるんです。

その理由は綿糸の撚りの方向。
綿糸にも右方向に撚った右撚りと、左方向に撚った左撚りがあります。主流は左撚り。

その左撚りの糸を使って、右方向に織る右綾の生地を作ると、織り込む際にお互いの元に戻ろうとする力が作用し合って強く引き締まるので生地が伸びにくく、綾目の凹凸が強くでて残りやすいので、手触りはゴワっとしているのが特徴
凹凸がはっきりしているので、ヒゲやアタリなどハッキリとした色落ちを楽しめますよ。

一方、左綾の生地だとお互いの元に戻ろうとする力が一方向に向くことで撚りが緩くなるのでふんわりとし、綾目の凹凸が少ないのでツルっとした手触りなのが特徴。
凹凸が少なく馴染みやすいので、きれいな線落ちを楽しめますよ。

 

ヨコ糸の色で選ぶ

ジーンズの裏側を見てみてください。白色や茶色っぽくないですか?
ジーンズの裏側に見えているのは、ヨコ糸。デニム生地はインディゴに染色された綿糸をタテ糸、白色や茶色などの綿糸をヨコ糸にして織られています。
そのため、生地の表側にはタテ糸、裏側にはヨコ糸がはっきりと表れるのですが、表側にも綾目の谷間にはヨコ糸が少し表れます。

ヨコ糸が白色だと、タテ糸のインディゴとの濃淡がはっきりするので無骨な印象になる一方、ヨコ糸が茶色だとインディゴと馴染んで落ち着いた印象に。

ヨコ糸は意外にも印象を左右するので、注目してみてくださいね。

 

タテ糸の染色方法で選ぶ

デニム生地のタテ糸に使われるインディゴ染色された綿糸。その染色方法には「ロープ染色」と「枷染め」があります。

ロープ染色は、糸の外側部分はインディゴに染まるものの中心部は白色のまま残り、一方の枷染めは、昔からの染色方法で糸の中心部までしっかりと染まるのが特徴。

ヒゲやアタリができるのは、穿きこむうちにインディゴに染まった糸の表面が削られて、芯の白い部分が出てくるからなので、インディゴと白色のコントラストがきれいな色落ちを楽しみたいなら、ロープ染色の綿糸で織られた生地がオススメです。

 

こだわれるポイントがたくさんあるジーンズ。
いろんなポイントにこだわって選んでみるもの楽しいですよ。