なんとなく決めていない?裾上げのポイント

新しいジーンズを買ったときに自分にあった長さに裾上げすることは、実はきちんとジーンズを穿きこなす上でとても大切なことなんです。しかも、生地を切ってしまうので直しがきかないことも。だからどれだけ裾上げするかは慎重に決めていきたいところですよね。
今回は裾上げ時に気をつけておきたいポイントと、裾の縫い方「シングルステッチ」「チェーンステッチ」の違いをご紹介。

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裾上げ時に気をつけたいポイント

1:縮む前か、後か?

生デニムは洗った後縮んでしまうので、股下の長さが大きく変わってきます。何センチ程度縮むかの参考値を出しているブランドもありますが、洗い方や生地によっては、縮み方に個体差もあるので、裾上げ時にはこの数値は利用しないほうが賢明。必ず洗って縮んだ後に裾上げをしましょう。

2:合わせたいスタイルは何か?

主にどんな靴に合わせて穿くのか、ロールアップをするかどうか、するならば何センチを何回折り返す予定かを決めておくのも重要なポイント。
きれいめな印象のロールアップにしたい場合は、何回も折り返すと折りたたみ部分が分厚くなり、野暮ったい印象となってしまうのでご注意を。

3:裾上げの長さを測るときの腰の位置

使う予定のベルトを締め、普段と同じ腰の位置で長さを測りましょう。ジーンズの中にシャツを入れるかどうかでも腰の位置が変わってしまうので、できる限りそのジーンズで合わせたいコーディネートに近い状態で測るのがベストです。

 

裾上げ方法の違い

「シングルステッチ」

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本縫いとも言われるシングルステッチは、2本の糸が真っ直ぐに絡み合うように縫いこまれた、オーソドックスな裾上げ方法です。特徴は、家庭用のミシンでも可能だったり、チェーンステッチよりも丈夫なところですが、ジーンズエイジングの醍醐味の一つである「アタリ」が出にくくなります。(完全に出ないわけではありません)

 

「チェーンステッチ」

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二重環縫いとも言われるチェーンステッチは、2本の糸が交互に交わるように走り、裏面の縫い目がチェーンのように見えます。
ジーンズをチェーンステッチで裾上げする最大のメリットは、裾アタリの出やすさ。縫い目に伸縮性があり、常に一方向に生地が引っ張られている状態になるため、洗って縮みが出るたびに裾に斜めの凹凸が強く出てきます。この凹凸の強さがアタリの強弱を決めることになります。
一方で、一箇所が切れてしまうとほつれやすくなってしまうデメリットも。
簡素なミシンでは、チェーンステッチに対応していません。また、値段もシングルステッチが無料であるのに対し、チェーンステッチは有料であることも多く見られます。

 

コーディネートや、どういう風に穿き続けたいのかをイメージして裾上げすると、後悔なく長く愛用できる1本になりますよ。